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2013年5月15日水曜日

食べられるのは年に一度「雪餅」

八代地域には、年に一度しか食べることができない伝統のお菓子「雪餅(ゆきもち)」があります。八代神社の「氷室祭(ひむろさい)」で登場するお菓子です。

このお祭りは、かつての八代城主・細川忠興(ただおき)公が無事に夏を乗り切れるようにと、住民が氷室を作り、冬の雪を蓄えて献上したのが起源だそうで、現在は雪の代わりに「雪餅」を食べて無病息災を祈願します。

お祭りの日には境内に雪餅の露店が並び、蒸したてを買い求める人が絶えません。

雪に見立てた米の粉で、餡を包んで蒸した素朴なお菓子。食べればこの夏は夏バテ知らずかも!?

■氷室祭

日時:平成25年5月31日(金) 夕刻から6月1日(土)正午まで
場所:八代神社 (妙見宮(みょうけんぐう))